| NAB plug-in for MWT ユーザーズ・ガイド June 21, 2006 |
目次
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第2章 簡単なアプリケーションHelloの作成
当ツールを使って、Eclipse上で簡単なC/C++アプリケーションHelloを作ってみましょう。
アプリケーションHelloは、一つのウィンドウを表示し、そのウィンドウ上に一つのボタンを持ち、このボタンを押すと、ボタン上に"Hello!"と表示します。
アプリケーションHelloを作りながら、当ツールの基本的な使い方を説明します。
2.1 起動方法
以下に起動する手順を説明します。
■操作手順
- Eclipseを起動します。
図:Eclipseの初期起動画面

- [ウィンドウ]メニューの[パースペクティブを開く]の[その他...]を選択します。
図:パースペクティブの選択
- [パースペクティブの選択]ダイアログで[NAB/MWT]を選択します。
図:[パースペクティブの選択]ダイアログ

- 以下のようにパースペクティブを表示します。
図:[NAB/MWT]パースペクティブの初期画面

2.2 終了方法
以下に終了する手順を説明します。
■操作手順
- Eclipseの[ファイル]メニューの[終了]を選択します。
図:終了の選択

2.3 プロジェクトの作成
当ツールを使ってアプリケーションの開発を行う場合は、現在作業中のワークスペースに開発の単位であるプロジェクトを作成します。

当ツールとWideStudio/MWTのプロジェクトを区別するために以下ように呼びます。当ツール : NAB/MWTプロジェクト
WideStudio/MWT : WideStudio/MWTプロジェクト
以下にHelloのプロジェクトを作成する手順を説明します。
■操作手順
- [ファイル]メニューの[新規]の[プロジェクト...]を選択します。
図:プロジェクトの選択

- [新規プロジェクト]ダイアログで[NAB]の[NAB/MWT Project]を選択し[次へ]ボタンを選択します。
図:[新規プロジェクト]ダイアログ

- 使用する言語を設定します。
[プログラミング言語]欄に[C++]を選択し[次へ]ボタンを選択します。
図:プログラミング言語の選択

- プロジェクト名称を設定します。
[プロジェクト名]欄に[Hello]を記述し[終了]ボタンを選択します。
図:プロジェクト名称の記述

- 以下のようにNAB/MWTプロジェクトを表示します。
図:作成したNAB/MWTプロジェクトの初期画面

2.4 アプリケーションウィンドウの作成
当ツールで作成されたウィンドウのことをアプリケーションウィンドウと呼びます。
アプリケーションウィンドウは、一つのウィンドウ毎にファイルとして管理され[NAB/MWT Editor]ビューなどで編集できます。
以下にHelloのアプリケーションウィンドウを作成する手順を説明します。
■操作手順
- [ファイル]メニューの[新規]の[その他...]を選択します。
図:新規アプリケーションウィンドウの選択

- [新規]ダイアログで[NAB]の[NAB/MWT Window]を選択し[次へ]を選択します。
図:[新規]ダイアログ

- [終了]ボタンを選択します。
Helloのアプリケーションウィンドウ名称は、[ウィンドウ名]欄、[クラス名]欄、[ウィンドウタイプ]をデフォルトのままにします。
図:アプリケーションウィンドウ名称などの設定

- 以下のようにアプリケーションウィンドウを表示します。
図:作成したアプリケーションウィンドウの初期画面

2.5 アプリケーションウィンドウへの部品の配置
アプリケーションウィンドウ上のボタンなどを部品(=インスタンス)と呼びます。
以下にHelloのアプリケーションウィンドウに[push!]ボタンの部品を配置する手順を説明します。
■操作手順
- [NAB/MWT Object Box]ビューの[Commands]の[BTN]アイコン(WSCvbtn/押ボタンクラス)を選択し、[NAB/MWT Editor]ビューのアプリケーションウィンドウにボタン部品を配置します。
図:[BTN]アイコンの配置画面
- 配置したボタン部品を[NAB/MWT Properties]ビューで成形することができます。
[NAB/MWT Editor]ビューで配置した部品を選択していることを確認し、
[NAB/MWT Properties]ビューに以下の値を設定します。
プロパティ名称
設定値
名称
newvbtn_000
X座標
10
Y座標
10
横幅
200
縦幅
30
表示文字列
push!
- 以下のように表示します。
図:[NAB/MWT Properties]ビュー設定後の画面
2.6 イベントプロシージャの作成
アプリケーションウィンドウ上に配置した部品は、実行時においてマウスの動きや
サイズの変更などに呼応していろいろなイベントが発生します。
当ツールでは、イベント設定した物をイベントプロシージャと呼びます。
Helloのアプリケーションウィンドウでは、ホタンが押されたら[Hello!]と表示するイベントプロシージャを作成します。
以下に表示するイベントプロシージャを作成する手順を説明します。
■操作手順
- [NAB/MWT Tree]ビューもしくは[NAB/MWT Editor]ビューでイベントを発生させるためのボタン部品を選択し、[NAB/MWT Procedures]ビューで[新規作成]アイコンを選択します。
図:新規イベントプロシージャの選択

- [プロシージャ設定]ダイアログが表示されるので、以下の値を設定します。
設定項目
値
プロシージャ名
new_ep
関数名
btn_ep
トリガ
ACTIVATE
図:[プロシージャ設定]ダイアログ

- ソースコードエディタでイベントプロシージャのbtn_ep関数内に以下の内容を記述してください。
object->setProperty(WSNlabelString,"Hello!");
図:ソースコードエディタに記述後の画面


Java言語の場合は、以下のような内容になります。
object.setProperty("labelString","Hello!");

2.7 実行ファイルのビルドと実行
以下に実行ファイルを作成する手順と実行する手順を説明します。
■操作手順
- [プロジェクト]メニューからビルドします。
[コンソール]ビューにエラーが出力された場合は、そのエラーの内容に従って
問題箇所を修正してください。

ビルドする場合は、[プロジェクト]メニューの[クリーン]を選択してからビルドを実行してください。
また、以下のように[クリーン]選択後のビルドが以下のように異なります。
- [プロジェクト]メニューの[自動的にビルド]がチェックありの場合
自動的にビルドを実行されます。
- [プロジェクト]メニューの[自動的にビルド]がチェックなしの場合
[クリーン]ダイアログで[ビルドを即時に開始]をチェックし、[OK]を選択します。
図:ビルドの状況
- [プロジェクト]メニューの[自動的にビルド]がチェックありの場合
- [実行]メニューの[構成および実行...]を選択します。
図:[構成および実行...]の選択

- [構成および実行]ダイアログで[C/C++ Local Application]を選択し[新規]ボタンを選択します。
図:[構成および実行]ダイアログ

- [C/C++ Application]欄に[Hello.exe]を記述し、[実行]ボタンを選択します。
Linux版は、[Hello]を記述してください。
図:[構成および実行]ダイアログ

デバッグ実行する場合は、デバッガの設定が必要です。
[構成およびデバッグ]ダイアログで[Debugger]タブを選択し、
[Debugger]欄を[GDB Debugger]に設定してください。
- 以下のようにアプリケーションを表示します。
[push!]ボタンを押すと[Hello!]が表示されます。
図:実行したアプリケーション

- 以下のようにアプリケーションを表示します。
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