OpenDocument Format (ODF) はオフィススイートのための標準化されたファイルフォーマットです。
ODF 1.0 は2005年5月1日に標準化団体OASISの標準として認定されました。 また、ISO, IECの標準(ISO/IEC26300:2006) としても認定されました。OASIS ODF Technical Committeeのページから参照することができます。
ODF 1.1は2007年2月2日に標準化団体OASISの標準として認定されました。このバージョンにおいては、いくつかのアクセシビリティに関する機能が追加されました。 OASIS ODF Technical Committeeのページから参照することができます。
aDesigner の 「OpenDocument アクセシビリティモード」 は、OpenDocument文書のアクセシビリティ・チェックを支援するためのモードです。 OpenDocument アクセシビリティモードでは、音声モードによって文書中でODFのアクセシビリティに関する機能が適切に用いられているか自動チェックしたり、 ODF文書がスクリーンリーダによってどのように読み上げられるかを、実際にリーダを動作させることなく確認することができます。 またロービジョンモードでは、ロービジョンユーザー（ここでは弱視、色覚異常、白内障、あるいはそれらが組み合わせられた症状を持つユーザー）にとってのアクセシビリティ およびユーザビリティをチェックすることができます。
このモードは ODF の仕様で定義されている OpenDocument Text (ODT), OpenDocument Spreadsheet (ODS), OpenDocument Presentation (ODP) の3つの種類の ODF ファイルに対応しています。 また ODF 1.0, 1.1 の2つのバージョンに対応しています。
このモードを使用するためには、OpenOffice.org をインストールする必要があります。 OpenOffice.org のバージョン2.x (2.1.0以上)をサポートしています。