「OpenDocument アクセシビリティモード」でロービジョンユーザーにとってのアクセシビリティやユーザビリティをチェックする

aDesigner で ODF ファイルを開いてシミュレーションを実行することにより、ロービジョンユーザー(ここでは弱視、色覚異常、白内障、あるいはそれらが組み合わせられた症状を持つユーザー)にとってのアクセシビリティおよびユーザビリティをチェックすることができます。

チェックは、以下の手順で行います:

  1. 下記のいずれかの方法で ODF ファイルを読み込む (OpenDocument アクセシビリティモードでは、ローカルファイルのみサポートしています):
  2. オフィスビューにODFファイルが表示される。右上のパネルの上部にある 「ロービジョン」 タブを選する。
  3. (必要に応じて) 「全画面」 チェックボックスにチェックを入れてシミュレーションを行う範囲を指定する。
    (注) 全画面機能はプレゼンテーションファイル(ODPファイル)のみサポートしています。 このチェックボックスにチェックが入っている場合は、現在オフィスビューに表示されているページにかかわらず、ファイル全体が処理対象となります。 チェックが外れている場合は、現在オフィスビューに表示されているページのみが処理対象となります。
  4. 下記のいずれかの方法で設定パネル(ロービジョン シミュレーション 設定)を開く: 各項目の設定を行い、「適用」 または 「OK」 を選択する。
  5. 下記のいずれかの方法で、ロービジョンシミュレーションとアクセシビリティ・ユーザビリティのチェックを行う: (注) OpenDocument アクセシビリティモードのロービジョンシミュレーションでは、自動チェックによる評価結果ビューへのレポート表示はサポートしていません。 シミュレーション結果の画像から、読みにくい文字や画像が含まれていないかチェックしてください。
  6. (必要に応じて) 「保存」 ボタンを選択して、シミュレーション結果やチェック結果をファイルとして保存する。
    レポートファイルはHTML形式で、次の三つで構成されています。 (1) Problem Map、(2) シミュレーションビュー、(3) 検出されたエラーの個別表示です。 OpenDocument アクセシビリティモードのロービジョンシミュレーションでは、(2)のシミュレーションビューのみサポートしています。

関連項目

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