「GUI アクセシビリティモード」 でアプリケーションのアクセシビリティをチェックする

GUI アクセシビリティモードでは、コンピュータ上に表示されている任意の Windows® アプリケーションのアクセシビリティをチェックすることができます。また、ウェブページに埋め込まれている Flash 等の ActiveX コントロールのアクセシビリティをチェックすることもできます。

チェックは、以下の手順で行います:

  1. GUI アクセシビリティモードに切り替える:
    1. メニューから 「ファイル」 > 「モード選択」 を選択して 「モード選択」 ダイアログを表示します。
    2. GUI アクセシビリティモードを選択してOKボタンを選択してください。
  2. チェック対象となるウェブページ、あるいはアプリケーションウィンドウを選択する:
    対象ウィンドウ」 メニューでチェックするアプリケーションを選択します。
  3. アクセシビリティチェックが自動的に実行されます。各ビューに結果が表示されるまでお待ちください。
  4. アクセシビリティ自動チェック結果の確認:
    GUI レポートビューにアクセシビリティ自動チェックの結果が表示されます。表示される問題点についてはGUI アクセシビリティモードで検出される問題点を参照してください。
  5. 目視によるアクセシビリティ確認:
    まず、GUI サマリービューとアプリケーション画面を対比して、アプリケーション操作に必要なテキスト情報が適切に提供されているかどうかをチェックします。 テキスト情報が欠落している、あるいは、逆に冗長過ぎると視覚障害者がスクリーンリーダを使ってアプリケーションを操作することが困難になります。
    次に、GUI サマリーに表示されているテキストの並びが適切なものかチェックしてください、テキストの並びはスクリーンリーダを利用した場合の読み上げ順序に対応しています。
  6. 以上のチェックによって得られた情報をもとに、アプリケーションやウェブページの問題点に対処し、再び GUI アクセシビリティチェックを実行します。

GUI アクセシビリティモードで検出される問題点

GUI レポートビューは、視覚障害者がスクリーンリーダを使用してアプリケーションを利用する上で、一般的に問題となる部分を自動的にチェックし、「エラー」、「警告」、「情報」 の3段階に分類して表示します。

エラー: 深刻な問題点

警告: 一般的な問題点

情報: 軽微な問題点

関連項目

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